こんにちは。松子です。
長女が春から通う公立高校の制服には女子スラックスがあります。
女子はスカート、スラックスの着用を季節関係なく選べます。
長女は寒いのが苦手なので、冬用スラックスが欲しいと言ってきました。
私は頭の中に「女子高生=スカート」の図式があったので、思わず「女子高生はスカートでしょう⁈」と返しました。
すると、「は?女子高生はスカートって決まりなんかないし?」
と反撃されました(笑)
「でもお母さんはズボン履いた女子高生なんて見たことないよ〜」
と負けずに言い返しましたが、
「それはお母さんが見たことないからでしょ!こないだ高校見学行った時もズボン履いた女子がいっぱいいたよ。しかも可愛かったしね!何で駄目なん?」
なんで駄目なん?の言葉にハッとした私…。
なんで駄目なん?って言われて、なんでだろう?って考えてみました。
そしたら。
別に駄目な理由なんてありませんでした(笑)
私が「女子高生はスカートをはく」ことが当たり前と思っていただけでした(笑)
選択する自由とトランスジェンダーの生徒のために
防寒の為にスラックス着用を決められている学校は多いですが、今はそれだけの理由ではないようです。
「女子高生はスカート」は当たり前ですか? 制服の選択制を決めた校長の想い
これらの記事を読んで思ったこと、学んだことが2つあります。
一つは、トランスジェンダーの生徒さんたちのこと。私は恥ずかしながら今日まで考えたことがありませんでした…。
自分の中の性と違う制服を着ることへの、悩みや違和感を抱えている子はたくさんいます。
本当の自分を偽りたくない…。周りを気にして本当の自分に嘘をついて生きていくのは辛いです。
私が白髪を染めたくないのと同じ、かな?(笑)みんな本来はありのままでいたい。
意に反した制服から、本来の性の制服を着れるのは、精神的苦痛から解放されるでしょうね。
そして周りもその多様性を尊重し、考えるきっかけになればいいなと思います。
2つ目は選択する自由と、私が持っていたような、必要のない固定観念からの解放です。
当たり前を疑うこと。選択の自由があるということを、学生のうちに知っておくことは大事だと思います。
若いうちに柔軟な視点を持ち、自分の頭で考えて行動していけるようになれば、社会人になった時にそれは大きな力になるはず。
制服の選択が出来ることは、そのきっかけになるのではと思いましたよ。
まとめ
長女の「スラックス履きたい発言」で、いろいろ考えさせられた松子でした。
最初は驚いた私も、今は抵抗なく、スラックスどうぞ〜〜という感じ。
よくよく考えたら、スカートより、スラックスの方が安いんですよね!
長女に「じゃあ、スラックスオンリーで。スカートは買わないよ」と言ったら、
「スカートはもちろん履くに決まってる!冬の寒い時用に、スラックスも買って欲しいの!」
だそうです(笑)
チッ!やっぱりそうか…(苦笑)
どちらにせよ、早く長女の新しい制服姿を見てみたいなと思った母でした!
では、今日もお越しいただきましてありがとうございました。