こんにちは。松子です。
子供にとって、いつでも優しいお母さん、お父さんでありたい。
いつもニコニコ、笑顔で穏やかに褒めて育てる子育てをしたい。
そう思うお父さんお母さんは少なくないと思います。
だけど、現実はどうでしょう?
子供は親から言われた言葉を全て信じてしまう
子供に対し、いつも冷静で穏やかに接し、子供が悪いことをすれば、なぜそれが悪いのかをきちんと理由を説明して諭す。
自尊心を傷付けないきちんとした叱り方がいつも出来れば、子供は自己肯定感を高めながら、社会のルールを学んでいくでしょう。
自分はいけない事をしたから叱られたわけであり、悪いのはその行動だから、行動を正せば良いのだと学びます。
だけど、もしここできつく叱りつけ、感情的になって怒鳴り、その子の人格を否定するような言葉を言ってしまうと、どうなってしまうでしょう…。
「どうしてこんなことをしてしまったの!本当に悪い子ね!」
「何回言ってもまたやるなんて、アンタはバカね!」
「サッサとしなさい!いつもやる事が遅いんだから…!」
これらの台詞を聞いて、みなさんどう思われますか?酷いと思いますか?それとも同じようなことを言っちゃってますか?
実はこれ、全部私の言葉です…。
思い通りにいかない子供たちにキレてしまった時の、私の言葉。
「悪い子」「バカ」「やる事が遅い」
やってしまった事に対して叱っているのではなく、子供自体をけなしてしまっています。
親から、「バカ」とか「悪い子」とか言われた子供は、本当に自分は悪い子なんだ、バカなんだと思って育ってしまいます…。
子供の心ってまるでスポンジなんですよ。言われたことを何でも吸収し信じてしまいますから。
いつもそばにいて、絶対的に信じているお母さんやお父さんから言われる言葉の力は強力です。
乾いたスポンジが水を吸い込むように、良いことも悪いことも区別なく子供の心に浸透していきます。
だからこそ、子供を叱る時は冷静に言葉を選ばないといけないのに。わかっているのに。
キツイ叱り方をして後悔しているなら子供に〇〇してください
自分に余裕のない時、ストレスがたまっている時。子供に対して理不尽な怒り方をして、後で後悔します。
言ってしまった酷い言葉に「母親失格だ〜…」と落ち込んでしまうこともしばしば。
だけどやってしまったこと、言ってしまったことを後で後悔しても何にもなりません。
親だって人間です。
間違いも失敗もします。ってかしない方がおかしい。完璧な人間なら多分この世に生まれてこないと思いますよ(笑)
じゃあもし間違って子供に酷いことを言ったり、したりしたらどうしたら良いか?
ただただ罪悪感に苛まれていればいいわけではありません。
やることは1つだけ。
「謝ること」です。
子供に対してキチンと「ごめんなさい」と言うこと。
その一言で子供は救われます。
私、昔は謝ることを知らない親でした。長女が小さい頃は怒りっぱなしできっと辛い思いをたくさんさせたと思います…。
親の態度から子供は全てを学ぶ
子供が、「悪いことをしても素直に謝らない」という親御さんに限って、その親御さんがお子さんに謝ることをしていなかったりします。
なぜ謝れないのか。それは謝るということを親から学んでいないから謝れないんだと思います。
親って自分の子供に対してどうしても優位な立場にあると思ってしまうので、謝ることを怠ってしまいがちです。
だけど悪いことをした時はきちんと謝るということを教える為にも、親がその姿を見せないといけません。じゃないと、子供は学べません。
子供に謝りなさいと言う前に、親はきちんと謝ることをしているのか自問しないといけないです。
人間だもの。
「ごめんなさい」はとても大切な言葉。
もちろん、ごめんなさいを言わない状況であるのが一番望ましいのでしょうけど、そうは言っても完璧な人間なんていませんしね。
だから間違った時には素直に謝ることができる子供になってもらいたい。
というか、私がまだまだ素直じゃない時が多いので、子供より私の方がです…。
考えてみれば長く生きてる私よりよっぽど子供たちの方が純粋。
日々子供達から学ばさせて貰っているのは私の方でしたネ…(*´-`)
私は自分の子供に、私という親をみて、完璧な人間なんていないんだという事を学んでくれたらいいと思ってます。
そして完璧な人間にもならなくていいし、どんなであっても、あなたはあなたでいいんだという事をわかってくれたらいいと思っています…(*´-`)
今日もお越しいただきましてありがとうございました。